ニッキーの日記

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G2・TES、君に決めた!SemiFinal PICK'EM 紹介!【LoL WCS2020】

みなさん、Quarterfinalはご覧になりましたか?熱い試合が多くて面白かったですね。

今週末のSemiFinalが待ちきれない今日この頃ですが、始まる前にPICK'EMの紹介とその意図について日記に残しておこうと思います!あくまで筆者個人の意見ですので、外れても悪しからず...

 

 

 QuarteFinalの振り返り・SemiFinalのPICK'EM紹介!

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QuarterFinalのPICK'EM結果とSemiFinalの予想。

Suning vs JDGだけ外してしまいました... この2チームは、グループステージでどちらも調子が良さそうだったので、LPL Summer Splitの対戦結果を見に行ったのですが、直接対決はレギュラーシーズンのBo3が1戦のみで、Bo5の試合結果がありませんでした。

しょうがないので、Bo3に勝っていたJDGを勝利予想したのですが負けちゃいましたね... JDGのパフォーマンスが悪かったわけでもないので、勝負ごとにはつきものだな~という感じです。ただ、G2のtopレーナ―Wunderが、スクリムをした感触的にLPLで残っている3チームの中でSuningが一番強いんじゃないか、と言っていたという情報も耳にしたことがあっただけに、そちらを尊重すべきだったなと後悔もあります。

では、SemiFinalの予想について話を変えていきましょう。

 

10 / 21 (土) G2 vs DWG:G2 Win!!

G2はこれまでのWorldsノックアウトステージでLCKチームを倒してきていて、LCKキラーとして名をはせています。QuarterfinalのGen.G戦では、その名に恥じぬパフォーマンスで相手を圧倒しています。その自信は発言にも現れていて、試合後の会見ではWunderが不敵なコメントを残しています。

 

ここからは注目のマッチアップを見ていきましょう。

注目マッチアップその1:Caps vs Showmaker (mid)

どちらも世界屈指のプレイヤーとして知られて、間違いなく熱いマッチアップです。Capsがノックアウトステージに来て、グループステージからさらにパフォーマンスのギアを上げてきているのは、ご覧になった方は感じたかと思います。また、Showmakerはグループステージではやや不安定さを見せたものの、KRサーバーで1位と2位を取るなど実力は疑いようがありません。

具体的に、どのようなマッチアップになるかですが、jgが介入しない限り、midレーンの中でどうこうという展開にはならないと思います。Quarterfinal DWG vs DRXは、DRXのmidレーナ―Chovyも同じく世界で指折りのプレイヤーで、midレーンで優位を作るというよりも、どちらがサイドレーンで早くアクションを起こしてゲームを動かすかという展開だったかと思います。おそらく今回も同じような展開になるでしょう。

以上のような展開が予想される中で、Twitter上に面白い情報が上がっていました。

 これは、レーナ―が2分から15分の試合時間の間、どれだけの割合の時間レーンにいるかを示す図になっています。データはQuarterfinalのものだそうです。Midの部分を見ると、DWGが61%でG2が46%となっていて、Capsのマップ全体への影響力が伺えます。正直、この数字の低さは対面との実力差にも起因していると思っていて、Gen.Gとの試合後のインタビューでPerkzが勝利の要因を聞かれたさい「mid差」とシンプルに答えてしまうほど、CapsとBddの間に差がありました。

なので、Showmakerの最初のミッションは、レーンコントロールを取りCapsをレーンに縛り付けることだと思います。そうすると、G2の快適な勝ちパターンから外れ、DWGが勝ちやすい状況が訪れるチャンスが増えていくと考えられます。

 

注目マッチアップその2:Wunder vs Nuguri (top)

EUとKRのNo.1 topレーナ―の対決と言っていいでしょう。世界No.1 topレーナ―が誰なのかはっきりさせる上で、どちらも負けられない熱い1v1になると思います。

今大会、Nuguriはルルをピックしてどちらかというとチームのサポートに回ったりと、チーム内での役割の幅の広さというのを見せていますが、個人的にはお互いファイトできるチャンピオンをピックしてバチバチ1v1をするのを見たいです。たぶん筆者のメインロールがtopだからだというのもありますが...

 

注目マッチアップその3:Jankos vs Canyon (jg)

このマッチアップは、筆者の中の前評判だとCanyonに軍配が上がるのではと思われるマッチアップです。現在メタのファーム系キャリージャングラーとチャンピオンプールがよりマッチしているのが、Canyonの方だと考えるからです。Canyonは今年のKR Summer Seasonにニダリーを使って、KRで初めてjgでペンタキルを取ったと記憶しています。

一方で、Jankosは現在メタのチャンピオンへの対応に手間取っている印象があります。先日のGen.G戦のGame1でニダリーをピックしたときも、スピアが当たらな過ぎて所属チームがこんなツイートをしています。

 それに対して、Jankosはネガティブに思っているわけではなく、こんなツイートをしていますね。

 実際、グループステージ序盤と比べると、かなりパフォーマンスが安定してきた印象がありますし、状況をポジティブに考えるところはさすがプロ選手だなと感じました。

このマッチアップで予想される重要な点は、Canyonが序盤からプレッシャーをかけてくると思うので、Jankosがいかにそれを躱してジャングリングするか、そしてG2として望ましい展開のCapsを動かしてアクションを起こす流れをサポートできるかが焦点になってくると思われます。

 

注目ポイント:両チーム光る集団戦の強さ

両チームの強さは、選手個人の実力だけでなくチームの集団戦の強さにもあります。それぞれのチームで印象的だった集団戦を2つ挙げます。

 

DWGの集団戦で印象に残っているのは、上の動画の29:30~あたりのシーンですね。以下、筆者の読み取れる限りの情報にはなります。

この集団戦ですが、仕掛けはJDG側がリリアの2manスリープを入れて、かつノーチラスがフロントに構えているので、JDGがかなり有利な状況に思われます。そんな中で、レオナがゼニスブレードで逆にエンゲージしてアグロを引いた後、フラッシュで離脱。代わりにゴールドカードを引いてTFが歩いてきて、アグロを交代した上でストップウォッチで躱す。その間に、カミールとジンの合流が間に合って最終的に集団戦に勝ちます。文字に起こすとやっていることは非常にシンプルに感じるのですが、それを恐ろしく高いレベルで行っているからこその強さなのだと思います。

 

G2側は、上の動画の48:30~の長い長いエルダーファイトをピックアップしました。

個のファイトに関しては、そもそもよくこんな長い時間集中力を切らさずにプレーできるなと言うのが、さすがプロなのかというポイントです。また、チームでのフォーカスというのが恐ろしく滑らかです。最初、敵レネクトンがフラッシュインで仕掛けてきたときは綺麗に全員ポジションを下げていますし、実際にエルダーを触り始めてからの、敵を見るかエルダーを殴るかの切り替えを数回行っているように見えますが、その切り替えにズレが見られません。これに関しては、どうやってやっているのか本当に不思議な強さです...

 

まとめ:G2 Win

ここまで長いこと書いてきましたが、この試合熱くなること間違いなしです。

その他の試合全体で重要なポイントとしては、G2側がこれまでの試合で見せてきたようなLv1時のアクションをDWG戦に向けても準備してきているか、アクションが上手くいった場合その有利をスノーボールできるかが、G2の勝利条件になると思います。

一方で、DWGはここまで王道のドラフトを行いそのまま勝利しているので、見せている手札が少ない状況です。トリッキーなことをする必要がないほど自分たちの力に自信があるのか、それとも準決勝・決勝を見据えて温存しているのか楽しみです。

最終的に、個人的にはG2の方が好きなのでG2勝利予想です。

 

 10 / 22 (日) TES vs Suning:TESはレジリエント!

SuningはG2をグループステージで破り、QuarterfinalでJDGを3-1で下していて、今一番勢いに乗っているチームといっても過言ではないでしょう。一方で、TESは無事SemiFinalまで進んだものの、QuarterfinalではFnaticに2勝先行されるなど、厳しい戦いを強いられてきました。

本記事の最初の方でも少し触れましたが、G2のWunderがSuningが一番強いと言っているのもあって、Suning勝利の予想もありえるのですが、筆者はTESを勝利予想にしています。

ここからは筆者がTESを押す2つの理由を紹介します。

 

ポイント1:チームを支える369とKarsaがいる安心感!

Fnatic戦で顕著に見られたと思いますが、この2人がチームにもたらす安定感は非常に大きいと思います。

先ほど述べた通り、先日のFnatic戦ではFnaticにbotレーンで徹底的にアクションを仕掛けられ0-2と苦しい展開になりましたが、その状況を救ったのが369サイオンのタンクとしての頼もしさであったり、Karsaリーシンがレーンに介入して味方を勝たせる働きだと思います。実際に、369のサイオンはLPLのtop5プレイに複数ランクインしていますし、シリーズのベストプレーヤーはKarsaが選出されていたかと思います。

それに対し、SuningのtopのBinやjgのSofMは、両名とも強力なプレーヤーとして名をはせてはいるものの、試合全体を通して少し集中にかけるシーンがあるという問題をLJLの実況解説で耳にしました。実際、グループステージのタイブレーカーで試合を決めたのはBinのGPですが、スローをしていたのもGPだったという面もあると思います。また、先日のJDG戦では、SofMのキンドレッドが「羊の執行猶予」を展開し忘れるというシーンもあったと記憶しています。

トーナメントが進んでレベルが更に高くなっていく中で、最後に勝ち抜くチームはパフォーマンスが安定したプレーヤーが多いチームではないでしょうか。

 

ポイント2:JackeyLoveとhuanfengのadc対決

TESのJackeyLoveは2018年のWorldsで優勝を経験した実績あるプレーヤーなのに対して、Suningのhuanfengは今年がルーキーイヤーになります。JackeyLoveはこれまでのWorldsの試合を通して実力を示している一方で、huanfengもアグレッシブなプレースタイルで活躍しており、スーパールーキー的存在になっています。メインロールではないので詳しくはわからないですが、二人とも攻撃的なスタイルという点は似ているのではないでしょうか。JackeyLoveが先輩としてわからせるのか、それともhuanfengが勢いをそのままにTESを溶かしきるのか、面白くなりそうです。

 

まとめ

TESは他にもmidのknightが相当上手いレーナ―として有名で心配はないかなと思います。また、supのyuyanjiaはFnatic戦アグレッシブな相手のbot duoにかなりデッドしてしまっていましたが、シリーズ途中から修正してディフェンシブにできるなど修正能力を見せています。なので、TESが勝つのではないかなという予想です。

SuningはsupのSwordArtがJDG戦で2-15分の間レーンにいた時間が25%と、他のプレーヤーと比較してかなり低い値になっているので、ここも試合を見る上での注目ポイントだと思われます。

 

最後に

この準決勝2試合は面白くなること間違いなしです。今週末ぜひ見てください!筆者も見終わってから観戦日記を更新する予定なので、併せて読んでいただけると嬉しいです!過去の観戦日記は以下のリンクから一覧が見れます、ぜひチェックしてみてください!

 

また、並行してBanPickから勝率予測を行う「Bli2君プロジェクト」を行っております。試合当日の勝利予想は、筆者のTwitterアカウントで発表するので興味のある方はぜひチェックしてみてください!

また、「Bli2君プロジェクト」の過去記事は以下のリンクから見ることができます。