2024年のゴールデンウィークに、ドイツ旅行をしてきました。
その際、ミュンヘン観光もしたのですが、交通機関を便利に使えば、かなり効率的に市街を回ることができたので、その際の経験をこの記事で共有したいと思います!
ミュンヘン市内の移動手段は何がある?
ミュンヘン市内の移動に使える公共交通機関には、以下の4種類があります。
- S Bahn(Sバーン):中距離鉄道(都市部のJR在来線のようなイメージ)
- U Bahn(Uバーン):地下鉄
- Tram(トラム):路面電車
- Bus
私がミュンヘン観光をしていた際は、
- ミュンヘン中心部での短距離移動、街並みを楽しみながらの移動はトラム
- 目的地に早く移動したい場合はSバーン・Uバーン
というように、使い分けをしていました。(旅行中バスを使う機会がありませんでした。。。)
トラムは駅間の距離が近いので、距離の近い小回りの利く移動に便利な一方、駅の数が多いため、SバーンやUバーンと比べると少し時間がかかる、という印象を持っています。
ちなみに、私のトラムでの最長移動は、「Effnerplatz」→「Schloss Nymphenburg」間の移動(ミュンヘン市街東部からMゾーン西端周辺と市街の移動では比較的長距離)で使ったのですが、乗車時間35分程度で移動可能でした。そこまで遅いというわけではないのでご安心ください!
チケットの購入方法は?
チケットは自動券売機で購入可能です。自動券売機はSバーン・Uバーンの場合は駅構内、路上に駅のあるトラム(とおそらくバスも?)は車内に設置されています。
注意すべき点として、「切符を購入後にスタンプを押す必要がある」、ということは覚えておいてください。日本の鉄道でいう改札のようなもので、Sバーン・Uバーンの駅ではホームに降りるエスカレーターの前にあったと記憶しています。
また、安心して欲しいポイントとしては、「券売機のUIが日本語対応している」ことです!なので、次に紹介するチケットの選び方を把握していれば、困ることはないでしょう。
購入すべきチケットはどう選ぶ?
切符の値段は、出発駅と到着駅がどのゾーンに該当するかによって決まります。
ミュンヘン中心部内での移動は「Zone M」、ミュンヘン中心部を離発着・経由する場合は「Zone M-N」(Nは離発着駅で最も遠いゾーンの数字)、ミュンヘン中心部を経由しない場合は、「Zone (ゾーンの数字の差)」が購入すべきチケットとなります。
利用する駅がどのゾーンに位置するかは、上のマップで確認してみてください。また、最新情報などは以下のサイトで確認できます。
また、トラムで行ける範囲は、基本的にZone Mに該当する、というように覚えていくと、チケットを買うときに迷わずに済むかもしれません。
結局買うのはこのチケット
ここまでチケットの選び方について書いてきましたが、日本人観光客のかたが購入するチケットの種類はそれほど多くないと思います。買う候補になるチケットを以下にリストアップしてみました。
- ショートトリップチケット(€1.9):4駅以内
- 片道チケット Zone M(€3.9)
- 1日チケット Zone M(€9.2)
- グループ1日チケット Zone M(€17.8)
- ミュンヘン中央 ー ミュンヘン国際空港 Zone M-5(€13.6)
トラムで行ける範囲は基本的にZone Mに該当し、観光の際は基本的にこのチケットを使うことになると思います。「1日3回以上交通機関を利用する場合は1日チケット」を購入する方が安く、「2人以上の場合はグループチケット」を購入する方が安くなります。この1日券は、トラムだけでなく、Sバーン・Uバーン・バス共通で使えるので、ミュンヘン市内で観光・食事などをする場合は、基本1日チケットを買う、というように覚えておくとよいかなと思います。
(上記は2024年5月時点での料金ですが、最新の価格情報は以下Webページで確認することができます)
最後に
ここまでミュンヘン市内の移動について書いてきましたがいかがでしょうか!
ミュンヘンの券売機は日本語にも対応していますので、読者の皆様が安心してミュンヘン旅行を楽しめることを祈っています!