ニッキーの日記

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宝石の世界へご招待:エキシビション「ティファニー ワンダー」が日本で開催中!【お出かけ日記 都内編】

2024年4月現在、有名ジュエリーのTIFFANY&Co.がエキシビション「ティファニー ワンダー」を東京の虎ノ門ヒルズステーションタワーTOKYO NODEで開催しています!

普段は宝石にほぼ興味のない筆者ですが、世界初公開となる作品が180点、日本初公開が約380点の傑作を見ることができるとのことで、思い切って行ってきました!

どれも素晴らしい作品ばかりでしたが、すべてを語ることはできないので、いくつか印象の残ったものをピックアップして紹介したいと思います!

ティファニーワンダーの入口

ティファニーが贈る宝石の世界へようこそ

ティファニーの歴史

最初のコーナーとして、今日までのティファニー187年の歴史を振り返るエリアがありました。

私は恥ずかしながら、ティファニーが最初は文房具店からスタートしたことすら知らなかったです…
緑色の手帳は、文房具店だった当時の売上帳面だそうです。

ティファニー文房具店時代の売上帳面や当時の品々

1800年代のティファニーに関連する品々

文房具店から始まり今日に至るまで、素晴らしい作品を世に生み出してきたティファニー。王室から表彰されることもあったそうです!

ティファニーへの王室からの賞状とメダル

ティファニーと職人たちに王室から贈られた賞状とメダル

このエリアでは、その時々の万国博覧会に出展した当時最高峰の作品や、最近になって少しなじみのある特徴の作品まで、数多くの宝石たちが展示されています!
私の力では説明できず、本ブログでは割愛させていただきますので、ぜひご自身の目で見に行ってみてください!

ティファニー有名デザイナーの作品群

ティファニーには、ジャン・シュランバージェやエルサ・ペレッティ、パロマ・ピカソなど数多くの有名デザイナーが在籍していました。このコーナーでは、有名デザイナーごとに、その素晴らしい作品たちを鑑賞することができます!

数々の傑作をすべて紹介できれば良いのですが、ここでは1つ私の目に留まったものを紹介させていただきます!私が気に入ったのは、ジャン・シュランバージェのバード オン ア ロックです!色とりどりの宝石の上に小鳥がとまっていて、見ていて楽しい気持ちになる展示でした!!

ジャン・シュランバージェのバード オン ア ロック

色とりどりのバード オン ア ロック

当然、この他にも、パロマ・ピカソのカラットの大きな宝石を使った作品たちなど、普段は見られない傑作を見ることができるので、楽しめること間違いなしです!

また、実際の職人さんの作業を見学できるブースも併設されていたので、それも必見ですね!

ティファニーと日本のつながり

ティファニーと日本との関係は、意外にも19世紀という昔まで遡るそうです。日本の芸術作品をコレクションし、インスピレーションを得ていたとの説明がありました!

実際に、こちらのガラスとエナメルを使った独創的な作品は、日本の陶磁器などの芸術作品から着想を得ているそうです。色合いや模様がどこか親しみやすさを覚える作品だと感じました!

ルイス・コンフォート・ティファニーが蒐集していた日本の陶磁器

ルイス・コンフォート・ティファニーのガラスとエナメルを使った作品

あの有名なエルサ・ベレッティが、日本の工芸士の方と映っている写真も展示されていて、本当に交流があったんだなと実感しました。

エルサ・ベレッティと日本との関係性

エルサ・ベレッティと木彫名工 村上氏が交流する様子

ティファニーのショーケースを飾る作品たち

ティファニー店舗のショーケースで実際に飾られていた作品たちを紹介するコーナーもありました!どれも面白いもの作品だったので、一部かいつまんで紹介したいと思います!

海の生物たちを模したブローチの作品です。写真で見ると、かなり似ているなと感じますが、実物を見ると光り輝いていて、宝石で作られていることを実感します(笑)

海の生き物たちをブローチで表現した展示

海の生き物たちを模したブローチ

こちらの作品では、ジュエリーとしての美しさはあるのですが、展示のアンニュイな雰囲気もあって、光だけでなく影も感じさせられます。日本的に言えば、侘び寂びに近いのでしょうか…

桟橋の先端に掛かるジュエリー

「桟橋の先端に掛かるジュエリー」

うって変わって、こちらは華やかな作品になっています。
ティファニーはダイヤモンドの加工技術が優れていて、その技術に裏打ちされた繁栄を表現しているなと感じました!

1940年代諸島に発表されたブレスレットをテーマに使ったショーウィンドウ

ダイヤモンドが降り注がれた店内を演出

ティファニーによるセレブレーション

ティファニーはジュエリーだけでなく、スポーツシーンでも実は登場していたようです。アメリカのスポーツシーンにおいて、優勝チームが最後に掲げるトロフィーにはティファニーが制作するものがあるのだそう。

ティファニー制作のトロフィーたち

ティファニーによって造られたトロフィーたち

私個人としては、テニスをしていたのもあって、USオープンのトロフィーがティファニーで作られていると知ったときは、感慨深いものがありました!

ティファニーのダイヤモンド

先にも書きましたが、ティファニーはダイヤモンドの優れた加工技術を持っており、高い評価を受けています。このティファニーワンダーでも、ダイヤモンドを使った数多くの素晴らしい作品が展示されていました。

その中でも、ひときわ眩く輝いていたのが、このティファニー ダイヤモンドでした!
このダイヤモンドは、1877年に南アフリカで発見された、287.42カラットのイエロー ダイヤモンドの原石を、128.54カラットにカットしたものだそうです!庶民の感覚からすると、そんなに削ってもったいない(笑)、と思ってしまいそうですが、”サイズよりも美しさを追求するティファニーの揺るぎないコミットメントを体現” [link]しているそうです。

文字通り、瞬くような輝きを見せる美しいカットでしたが、眩しすぎて写真をとるのに苦労しました…(笑)

ザ ティファニー ダイヤモンド

光り輝くザ ティファニー ダイヤモンド

現在までに、ティファニー ダイヤモンドがセッティングされたデザインは4作品しかないのですが、このデザインではジャン・シュランバージェを回顧するため、バード オン ア ロックにセットしたそうです!

次にセッティングされるデザインがいつになるかはわからないですが、生きている間にもう一度は見たいと思わせる、インパクトのある作品でした!

最後に

ここまでティファニーワンダーに行った感想をご紹介しました。普段は宝石と全く関わりのない私でも楽しむことができる素敵なエキシビションだったと思います!
また、間違いなく言えることがあるとすれば、それは自分の目で見たほうが、遥かに作品が美しく見えるということ!

このエキシビションは、6月23日まで開催されているそうなので、興味を持った方は、ぜひ足を運んでみてください!!
(以下、HPのリンクになります)

www.tiffany.co.jp